食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01310080149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関（EFSA）、殺菌剤ピリメタニルに関するピアレビューを公表 |
| 資料日付 | 2006年2月22日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州食品安全機関（EFSA）は、ブドウやリンゴのカビ抑制を目的とした殺菌剤として認可申請されていたピリメタニル(Pyrimethanil)について、申請国からの資料提供を受け、その安全性に関するピアレビューを行った。 当該物質は低レベルの急性毒性を示すが、変異原性・遺伝毒性・発がん性・催奇形性・神経毒性は認められていない。また、代謝物は軽い急性経口毒性を有するが、遺伝毒性を含め毒性は無いことが分かった。実験結果から、当該物質のADIを0.17mg/kg体重/日と設定したが、当該物質の毒性データ評価の結果、急性参照用量(ARfD)の設定は必要ないとした。 当該物質の代謝物は、その性質や量からして何ら懸念を引き起こすことはなく、植物への残留も0.05mg/kg以下で著しい毒性をもつことはない。また、リンゴの搾りかすや豆類を通じた家畜への暴露も問題とはならない。それゆえ、当該物質の残留が食品に及ぼすリスクはないと考えられる。 なお、本文(70ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1365/praper_concl_sr61_pyrimethanil_en1.pdf |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| URL | http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1365_en.html |