食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01300880344 |
タイトル | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)、「畜牛用補助飼料がカドミウムに汚染」 |
資料日付 | 2006年2月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は、15日付プレスリリースで、畜牛用補助飼料がカドミウムに汚染していたことを発表した。 ベルギーは、欧州の緊急警報システムによって、中国が発送しフランスが輸入した飼料1ロット中の硫酸亜鉛からカドミウムが検出された旨の通知を受けた。 硫酸亜鉛は、牛用のミネラル補助剤に使用されており、ベルギーでもミネラル補助剤の商品化に特化したいくつかの企業が岩塩(pierre a lecher)及びミネラル補助剤にこのロットを使用していた。当該製品は、子牛及び哺乳期にある雌牛に対して用いられる。 カドミウムは、家畜の食肉部分ではなく腎臓にまず蓄積するという特徴がある(許可された最大量は1mg/kg 腎臓組織)。慢性的な中毒症になると、腎臓及び骨の障害を引き起こすおそれがある。 先般のモニタリングで「umicore社」汚染の一環として、牛の腎臓におけるカドミウム濃度について評価が行なわれた。その結果、成牛の腎臓の大半がカドミウムに有意に汚染されていたことが判明した。 原料の追跡調査は最終段階にあり、不適正な飼料は市場から回収されている。1歳超の牛の全ての腎臓をフードチェーンから排除するためのアレテ案を現在作成中である。今のところ、1歳超の牛の腎臓は主としてペットフード製造に用いられている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ベルギー |
情報源(公的機関) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
情報源(報道) | ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA) |
URL | http://www.favv-afsca.fgov.be/p/portal/page?_pageid=34 ,49056&_dad=portal&_schema=PORTAL&_piref34_73620_34_49056.next_page=htdocs/persberichten/PersberichtDetailRecent.jsp&_piref34_73620_34_49056.seq=572&_piref34_73620_34_49056.archive=0 |