食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01300480295 |
タイトル | FAO、「鳥インフルエンザ:西アフリカにおける拡散可能性の懸念増大」を公表 |
資料日付 | 2006年2月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | FAOは、2月17日付「鳥インフルエンザ:西アフリカにおける拡散可能性の懸念増大」を公表し、損害補償を実施することで貧しい農民が遅滞なく報告を行うようになるとした。概要は以下のとおり。 17日FAOは、先週ナイジェリアで鳥インフルエンザH5N1亜型ウイルスの発見を受けて西アフリカに位置する他の諸国へのこのウイルスの拡散の可能性に対する懸念が大きくなっていると表明した。すでに重度の栄養不良に直面している地域に及ぼす影響は計り知れない。 貧しいアフリカ農民が家きん類での集団発生を疑った場合に遅滞なく報告し、市場で鳥を売り急ぐことがないようにするには様々な奨励策を提供しなければならない。 最も懸念される国はニジェールである。この国はナイジェリアの感染地域と直接国境を接しており、200万を超える人々はすでに飢餓の影響を受けている。 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、西アフリカの動物衛生に重大な脅威をもたらす。家きん類での流行が、ナイジェリアの国境を越えて拡大した場合、その影響は何百万人もの人々の生活と食品の安全性確保(food security)に惨事をもたらす。 ○緊急に求められる予防措置 殆どの家きん類飼育が大規模な商業的飼育場で実施されている欧州とは対照的に、アフリカでは家きん類は庭先で飼育されており、管理が難しい。このウイルスを封じ込めるには、様々な安全飼育規範(safe farming practices)と、衛生の改善を周知する幅広い国民意識向上運動(public awareness campaigns)が必須である。 基本的衛生事項の重要性、特に家きん飼育場への出入り前の履物の消毒、家きん類に触れた後の手洗いについての情報を人々に提供しなければならない。家きん類を屋内にいれて野鳥との接触を回避し、鶏をアヒルのような他の種類の鳥と混ぜて飼育しないことなどを確実に実施する適切な飼育規範を人々は知らなければならない。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | FAO |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000234/index.html |