食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01300070361 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、生鮮魚(さしみ)処理の際の一酸化炭素の違法使用に注意喚起 |
資料日付 | 2006年2月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院衛生署は2月20日、生鮮魚処理の際の一酸化炭素の使用に注意を喚起する旨のリリースを発した。 生鮮魚肉の鮮度鑑別の際、色味は重要な指標となるが、一酸化炭素を使用して処理されたさしみは、一酸化炭素と魚肉中のヘモグロビンが結合するため赤くつやつやした外観を呈し、鮮度の誤解を招く。 一酸化炭素を使用して生鮮魚肉の色味を良く見せる行為は、消費者を著しく欺く行為であるとして、同署は今後、関係各局と連携して生産段階における管理を強化し、違法行為を厳重に取り締まる旨を表明している。 このリリースは、さしみ中の一酸化炭素の違法使用状況について、高雄市衛生局が委託実施した検査の結果が同日、メディアにより報じられたことを受けたものである。検査結果によると、19サンプル中6サンプル(約31%)から検出があった。 一酸化炭素は食品添加物として認可されていないため、加工段階で使用しないよう、同署は過去に水産業界あて書簡を発したことがある。一酸化炭素の不使用は、各地方当局の定める水産製品HACCPの適合性重点項目にも規定されている。2005年度に水産食品メーカー120社に対して実施した検査では、一酸化炭素の違法使用は見られていない。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署 |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署 |
URL | http://www.doh.gov.tw/cht/content.aspx?dept=&class_no=0&now_fod_list_no=0&array_fod_list_no=&level_no=1&doc_no=43790&show=show |