食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01290750334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁、国民の食品安全性意識の比較調査を公表 |
資料日付 | 2006年2月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁は2月7日、2005年11月に実施されたEU加盟国における食品安全に関する意識調査の結果、アイルランドの食品安全性がEU加盟国の平均よりも優れているとの結果が集約されたことを踏まえ、これを歓迎する声明を発表した。調査およびアイルランド国民の意識の概要は以下のとおり。 ①本意識調査は2005年11月にEU加盟国25ヶ国の国民約1 ,000人に面接調査したものである。質問は一般的リスク意識、食品の安全に対するリスク、行政機関の機能、メディアの影響の4分野に関する理解度の調査を目的としている。 ②調査全体では、食品の安全性に対するリスクの意識は、環境公害、交通事故、病気に次いで4番目に位置づけられた。アイルランド人の67%は過去10年間で食品の安全性が改善されたとし、60%が欧州の公衆衛生当局は健康を重要視していると見ており、54%は健康上の問題に対する当局の対応は迅速であると見ている。 ③アイルランド人の65%は輸入食品よりも欧州産の食品のほうが安全であると考えており、74%は食品安全に関わる法制は厳格であると考えており、規則が多すぎるとする者は僅か31%であった。過去10年で食品の安全性が改善されたと考えるアイルランド人は67%であるのに対し、英国では47%、フランスでは38%でしかなかった。 ④上位3位までの食品のリスクは食中毒の16%、化学物質/農薬/毒性物質の14%、肥満の13%であった。遺伝子組換え食品(GMO)による健康への不安を指摘したものは僅か8%であり、7%は全く不安を感じていなかった。 ⑤アイルランド人で食物アレルギーに悩まされている者は28%で、ヨーロッパ人の平均41%の中では最も少なかった。 ⑥アイルランド人の65%は農薬について懸念を感じているが、これはヨーロッパ人の平均71%よりは若干低いものであった。 ⑦BSEに対して不安を感じているアイルランド人は僅か38%であるのに対し、イタリア、ポーランドでは70%が不安を感じていた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | アイルランド食品安全庁 |
URL | http://www.fsai.ie/news/press/pr_06/pr20060207.asp |