食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01290550314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、健康影響評価「英国牛肉には、現在もなお消費者に対し他の欧州諸国より高いBSEリスクがあるのか?」を公表 |
資料日付 | 2006年2月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、健康影響評価「英国牛肉には、現在もなお消費者に対し他の欧州諸国より高いBSEリスクがあるのか?」(7ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 英国牛肉の他のEU加盟国への輸出には厳しい条件が課されている。EUはBSEリスクを理由に1996年、英国の生牛及び牛肉の輸出を禁止した。1999年にこの禁止は緩和され、それ以来、英国産と表示され特別の条件下で生産された英国牛肉は、加盟国内で流通されている。 現在EU加盟国は、英国牛肉に対するこの特別規則の廃止について討議している。英国政府は、1996年8月1日※以降に出生した全ての牛の肉を加盟国内で流通させたい意向である。(※同年4月に交付された強化給餌禁止規則が実施されたと判断できる日付) このような背景によりBfRはFLI(連邦動物衛生研究所)と共に、英国牛肉が、(流通制限下にない)他のEU加盟国の牛肉より高いBSEリスクがあるかどうかについて評価した。その結果、以下の場合には他のEU加盟国より高いリスクはないと考えられる。 ①飼育及び肉生産に関わる現行BSE保護措置の安全レベルが、他のEU加盟国より低くない。 ②監視当局がこれらの保護措置の遵守を保証できる。 ③肉が安全だと鑑定され、肉を採取した動物を特定できる。 しかしながらBfRは、EU食品獣医局(FVO)の管理報告書に基づき、英国で1996年以来これらの条件が満たされているということに疑念を抱く。それゆえBfRは、英国牛肉の流通制限は、EU食品獣医局(FVO)が出生年を確認でき、英国の公的監視機関がBSE保護措置の遵守を保証できる牛についてのみ緩和するよう勧告する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/birgt_fleisch_britischer_rinder_auch_heute_noch_ein_hoeheres_bse_risiko_fuer_den_verbraucher_als_rindfleisch_aus_anderen_europaeischen_staaten.pdf |