食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01280830188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、「長官の質向上政策宣言」 |
資料日付 | 2006年1月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)長官の質向上政策宣言は、2006年1月5日に署名された。 この宣言は、1999年のAFSSAの設立後に作成された宣言に続くものとなるが、今回AFSSAの全ての管轄分野において質の向上へのコミットメントを強化することとしている。この管轄分野には、公共企業体から新たに託された任務、とりわけ農薬、肥料、土壌改良資材の効能及び特性の適正性の評価並びに市場流通前の衛生リスク評価が含まれる。 宣言の内容は以下のとおり。 AFSSAは、ヒト向け製品の衛生監視及び衛生安全管理の強化に関する1998年7月1日付法律の適用によって創設された行政的公施設であり、保健、農業及び消費を担当する諸大臣の監督下に置かれる。その組織については、公衆衛生法典第R.1323-1条及びそれに続く条文に定められている。1999年4月1日にAFSSAは業務を開始した。 AFSSAの任務は、特に公衆衛生法典第L.1323-1条及び第L.1323-2条で規定されており、主に以下の3点からなる。 ①原料の製造から最終消費者に流通するまでの食品の衛生・栄養リスク評価 ②食品の安全・衛生、動物衛生及び動物福祉における研究及び科学的・技術的支援 ③動物用医薬品の市場流通許可 この他にもAFSSAは、農薬、肥料、土壌改良資材についても、その認可及び市場流通前に評価を行なう。 これらの責務の十全な遂行を目指し、AFSSAは質の向上に向けて全面的にコミットすることを本宣言で名言する。 AFSSAは、研究及び実験の進展、諮問案件及び自らが評価を決定した案件の取り扱い並びにリスク評価活動、人材養成、情報提供及び自己が作成し公表する文書、等の質を確保するために既に開始した活動及び方針を強化することを誓う。 AFSSAは、自らの見解及び検討結果の信頼性を確保し、絶えず進歩していく意志があることから、自己の全ての活動領域においてその能力及び方法・検討結果の実行可能性について独立の機関に認知してもらうよう努める。 また、国際的な規範となるものが要求するところに従う意思もある。 AFSSAは、目標に到達するためにふさわしい組織を設置し、必要な方法を動員する。 AFSSA長官には質の向上を担当する代表が直属し、AFSSA全体の質向上政策の調整役を務める。AFSSAの内部機関のトップはそれぞれが科学的な質の向上プロセスの責任者である。質の向上代表が、こうした各機関の質の責任者からなるネットワークを推進する。 質の向上の実現に必要なプロセスについては、質向上計画で規定される。この計画の実施状況は評価の対象となる。また、質向上政策の実施状況については、毎年総合評価が行なわれる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=33654&Pge=0&CCH=060130111056:26:4&cwSID=231098ECC8C549E4A86D7222A436C3D8&AID=0 |