食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01280070305 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、殺虫剤チオジカルブに関するピアレビューを公表 |
資料日付 | 2006年2月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、ブドウや穀物用の殺虫剤及び軟体動物駆除剤として認可申請がなされていたチオジカルブ(Thiodicarb)について、申請国からの資料提供を受け、その安全性に関するピアレビューを行った。 当該物質は高い急性毒性を示したものの、遺伝毒性や発がん性は示されなかった。実験結果から、当該物質のADIを0.01mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.01mg/kg体重/日と設定した。 当該物質の動物における代謝は高レベルで、カーバメート関連物質も可食部には存在しないことが分かった。また、実験結果から、ブドウや穀物のMRLを、それぞれ1mg/kg、0.05mg/kgと設定した。ワインへの残留物移行は限られており、ワインの残留基準は生のブドウの残留基準の50%を超えないと考えられている。ただし、当該物質の通常使用におけるリスク評価の結果、ワインやブドウの消費による急性リスクの可能性が指摘されている。 なお、本文(76ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1330/praper_concl_sr55_thiodicarb_rev1_en1.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1330_en.html |