食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01270630450 |
タイトル | Eurosurveillance、世界のvCJDの年次別発生・死亡統計 |
資料日付 | 2006年1月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUのEurosurveillanceは、世界におけるvCJDの年次別発生・死亡統計を掲載した。概要は以下のとおり。 2005年12月末現在の報告症例数は、英国159件(死亡153)、フランス15件、アイルランド4件、米国2件、カナダ・イタリア・日本・オランダ・ポルトガル・サウジアラビア・スペインが各1件である。 英国では2005年中に5人が死亡したが、前年の9人を下回った。死亡症例は、2000年の28件をピークに徐々に下降線をたどっている。この傾向を外挿すると、2006年中の予想死者数は2人となる。2005年12月末現在6人が生存しているが、予想死者数2人は過小評価であるようにみられる。 これまでの症例は、すべてプリオンたん白質遺伝子のコドン129配列がメチオニン・ホモ接合体であった。しかし、供血後にvCJDを発症したドナーから輸血を受けたヘテロ接合体患者において、発症前感染が報告されている。当初の流行は衰退しているものの、今後別の遺伝子グループにおいて症例の流行を見る可能性がある。また、ある種の医療行為を通じてヒトからヒトへと感染する可能性も依然としてある(手術、輸血、血漿製品の処置等)。よって、このような可能性を調査するため、引き続きアクティブ・サーベイランスを継続することが肝要である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | Eurosurvellance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ew/2006/060126.asp#4 |