食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01270520294 |
タイトル | WHO、「鳥インフルエンザ-イラクの状況」を公表 |
資料日付 | 2006年1月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは、1月30日付「鳥インフルエンザ-イラクの状況」を公表した。概要は以下のとおり。 イラク保健省は、イラクで初めてとなるH5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染したヒトの症例を確認した。この症例は15歳の少女で、重篤な呼吸器疾患を引き起こして1月17日に死亡した。この患者の症状は、H5N1亜型鳥インフルエンザ診断に合致していた。 初期確認を行った研究所は、カイロの米海軍医科研究所であった。 この少女を看護していた叔父39歳も、1月24日に発症し、重篤な呼吸器系疾患が原因で27日に死亡している。 患者二人は、トルコ国境に近いイラク北部のスライマーニーヤ(Sulaimaniyah)近辺のラーンヤ(Raniya)に居住していた。この近くでは家きん類の死亡が報告されていたが、イラクのどの地域においても鳥類でのH5N1亜型鳥インフルエンザは確認されていなかった。家きん類のサンプルが国外の研究所に検査を受けるために送られた。 少女では病気の鳥への曝露歴が判明している。叔父の感染源は調査中である。 WHOは、H5N1亜型感染の可能性があるとして呼吸器系疾患を有する患者を検査中で、この患者は3件目のヒト感染症例となるという報告を保健省から受けている。この患者は同じ地域出身の女性54歳で、1月18日に入院している。 患者3人から採取したサンプルを英国のWHOリファレンス研究所に送り、診断の確定と更なる分析を行っている。 国連当局の代表を含む国際チームが召集され、状況調査と適切な公衆衛生対策の立案に際して保健省を支援している。イラクのWHO スタッフは、少女の死後まもなく開始された政府の施策を直接支援している。 イラクはヒトでのH5N1亜型感染の報告を行った7番目の国である。最初のヒト感染症例はベトナムで2003年12月に発生した。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.who.int/csr/don/2006_01_30a/en/index.html |