食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01260220294
タイトル WHO、「鳥インフルエンザ-トルコの状況-6」を公表
資料日付 2006年1月18日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHOは、1月18日付「鳥インフルエンザ-トルコの状況-6」を公表した。概要は以下のとおり。
 アンカラにあるトルコ国立インフルエンザセンターで実施された検査で、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染したヒトの症例を更に1件確認した。この症例は、トルコ東部のアール県ドーウベヤスト地方の男児4歳で、1月5日に発症し、13日に入院し、現在エルズルムの病院で治療を受けている。ドーウベヤスト地方では2005年12月から家きん類で集団発生が起きている。
 1月16日に確認された二つの症例同様に、トルコ政府が立ち上げた国民意識啓発運動(an intensive public education campaign)の前に曝露を受けている。重篤な感染をみたトルコ東部の殆どの地域で速やかなサーベイランスが実施され、感染のリスク要因及びこの病気についての自覚がほぼ周知されていることが判明した。この自覚により住民の行動に変化が現れ、ヒトへの感染が引き起こされる機会を低減すると思われる。
 このウイルスはトルコの多くの地域で存在していることが判明しているので、近い将来、更なるヒト感染症例の発生が予想される。高リスクとなる行動が減少し、現在実施されている殺処分が感染鳥類の数を減少させているので症例数は減少すると思われる。
 この新しく確認された症例で、トルコで合計21症例となり、内4症例で死亡をみている。死亡した4人は全てドーウベヤストの住民であった。
 英国のWHO協力研究所には17日に二番目となる検体が到着している。研究所ではウイルスの特徴づけ、及びウイルスの遺伝子・抗原分析がなされる。今週後半にはその結果が得られると思われる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://www.who.int/csr/don/2006_01_18/en/index.html