食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01260160149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、鶏肉への抗菌物質ペルオキシ酸使用の有効性評価に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2006年1月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、鶏肉への抗菌物質ペルオキシ酸使用の有効性に関して、特に、ペルオキシ酸が鶏肉中の微生物や病原体の増殖に対して、どのように有効であるか評価するよう要請された。 ペルオキシ酸の有効性に関しては、情報不足のために評価が困難であった。商業用加工ラインでの実験から、ペルオキシ酸の有効性評価は不可能であり、特に、加工条件が欧州標準を反映していなかった。上記実験では、考慮対象となった病原体はサルモネラのみであったが、鶏肉について最も重要な病原体である好熱性カンピロバクター(thermophilic Campylobacter)に関するデータは提出されなかった。また、上記実験はいずれも小規模な実験であり、商業条件下でのペルオキシ酸の有効性を証明するには不十分であった。 鶏肉の汚染除去は、一般的に、病原菌の数を減少させることを意図しているが、科学委員会の意見書(2003年)によれば、汚染除去は、病原菌負荷を減少させる追加措置としてのみ使用されるべきで、適正衛生規範の代替とすべきではないと指摘している。さらに、ペルオキシ酸の有効性評価実験は、欧州標準と比較可能な条件下で行うべきであることも指摘している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/biohaz/biohaz_opinions/1308_en.html |