食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01250520106 |
タイトル | 米国食品安全検査局、ケーシング用牛小腸に関する議会委員会宛報告を提出 |
資料日付 | 2006年1月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国下院農業開発食品医薬品関係省庁委員会は2006年度予算案添付報告書で、ソーセージのケーシング用牛小腸の不足に懸念を表明し、関連規則の策定と食品安全検査局(FSIS)の報告を求めていた。 FSISの報告の概要は以下のとおり。 ①2004年1月12日、FSISはSRMに関する暫定最終規則(Prohibition of the Use of Specified Risk Materials for Human Food and Requirements for the Disposition of Non-Ambulatory Cattle)をFederal Register(官報)に公表。回腸遠位部をSRMと規定、食用不可とし廃棄するよう求めたが、FSISは加工業者が回腸遠位部を小腸の残りの部分から効率的に除去できることから、小腸の使用について意見を募集していた。 ②寄せられた意見に基づいてFSISは2005年9月7日に暫定最終規則を改正した。改正規則ではFSISは回腸遠位部を食用とすることは依然禁止するが、牛が米国内あるいは米国への牛肉輸出が認められている海外施設でと畜された場合に限り小腸の残りの部分の食品への使用を許可した。 ③回腸遠位部は小腸でBSE感染リスクを有する唯一の部位であり小腸から安全かつ効率的に除去できるとFSISは判断した。2005年9月14日、FSISは検査官に回腸遠位部の適正な排除を指示するInspection Verification of Establishment Use of Beef Small Intestineと題する通知と訓練用CDを発行した。更に公衆衛生獣医師及びと畜場を担当する食品検査官に対する入門講座に新たに取り入れた。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品安全検査局(FSIS) |
情報源(報道) | USDA-FSIS |
URL | http://www.fsis.usda.gov/News_&_Events/Report_Congress_Sausage_Casing/index.asp |