食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01240170149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、2004年EUにおける人獣共通感染症、抗生物質耐性菌の傾向と感染源に関するレポートを公表 |
| 資料日付 | 2005年12月22日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、EU加盟25ヶ国とノルウェーから、11の人獣共通感染症に関する2004年以前のデータを収集し、人獣共通感染症の傾向と感染源に関するレポートを作成した。本レポートで取り扱っている人獣共通感染症は、サルモネラ、カンピロバクター、リステリア・モノサイトジェネス、ベロ毒素産生大腸菌、ブルセラ菌、エルシニア、旋毛虫、エキノコックス、トキソプラズマ、ウシ型結核菌による結核及び狂犬病の11種類である。 2004年、EU域内において圧倒的な広範囲で報告された人獣共通感染症は、サルモネラとカンピロバクターである。1999年から2004年までの間、人間のサルモネラ症例は一般的に低下している傾向が見られるものの、2003年から2004年までの間、EU加盟13ヶ国で人間のカンピロバクター症例は増えていることが報告された。また、人間の死亡率はリステリア症が一番高かった。 サルモネラとカンピロバクターはまた、食品中で最も多く報告された人獣共通感染菌である。家きん類や豚でのサルモネラ汚染率が最も高いため、卵・家きん肉や豚肉が人間への主要なサルモネラ感染源となっている。一方、2004年の調査で、カンピロバクターは、サルモネラに比べ鶏肉中にはるかに多く存在していることが判明した。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | EFSA |
| URL | http://www.efsa.eu.int/science/monitoring_zoonoses/reports/1277_en.html |