食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01230250305 |
タイトル | EU、「2003年オランダにおけるA/H7N7鳥インフルエンザのヒト-ヒト間感染」調査報告書を公表 |
資料日付 | 2005年12月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUは、「2003年オランダにおけるA/H7N7鳥インフルエンザのヒト-ヒト間感染」と題する調査報告書を公表した(全7ページ)。概要は以下のとおり。 オランダでは2003年に家きん農場において、高病原性鳥インフルエンザA型H7N7亜型ウイルスによる集団発生があった。家きん場の従業員86人とその家族3人からRT-PCRによりウイルスが検出され、主として結膜炎を伴った。オランダにおけるA/H7N7インフルエンザのヒト-ヒト間感染の規模及びリスク要因を判定するため、感染した家きん場従業員の家族62人を対象に遡及的コホート調査を実施した。初発症例の発現後、少なくとも3週間が経過してから採取した回復期の血清試料だけを使用し、血液検体を提供した56人中33人(58.9%)が血清学的にH7陽性であった。対象家族62人中8人(12.9%)に結膜炎又はインフルエンザ様疾病の愁訴があり、検査を受けた5人中4人(80%)が血清反応陽性者であった。単変量解析の結果、血清陽性の有意なリスク要因には便器2式、愛玩鳥1羽及びハンカチの使用が含まれていた。A/H7N7感染の結果に関する二項回帰の安定モデルを得ることはできなかった。無症候性H7症例でウイルス保有の疑いのある者を対象に、さらなる血清陽性率調査を行う必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/em/v10n12/1012-222.asp |