食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01230080305 |
タイトル | EU、成長促進剤としての抗生物質入り飼料を2006年1月から全面禁止 |
資料日付 | 2005年12月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 抗生物質を成長促進剤として動物の飼料に添加することを禁ずる法律が2006年1月1日から全EU加盟国で施行される。飼料添加物として使用が認可されてきた最後の4品目も使用禁止となる。今回の禁止をもって、医薬目的以外での抗生物質の使用を段階的に廃止する最後の措置となる。これは新興抗生物質耐性微生物の問題と取り組む欧州委員会の方針の一環として施行される。 抗生物質は、わずかな用量を飼料に添加するだけで動物の成長を促進することから、数十年前から世界中で畜産に利用されてきた。しかし、ヒトや動物の感染症に使用される抗生物質に耐性を示す新興の微生物が現れてきたことから、欧州委員会は成長促進目的での抗生物質の販売・使用を段階的に廃止し、最終的に全面禁止することを決定した。 既に使用禁止となっている物質に加えて、2006年1月1日から以下の4品目が治療目的以外では飼料添加ができなくなる。 ①モネンシンナトリウム(牛の肥育用) ②Salinomycinナトリウム(子豚・豚の肥育用) ③Avilamycin(子豚・豚・鶏・七面鳥の肥育用) ④Flavophospholipol(兎・採卵鶏・鶏・七面鳥・子豚・豚・子牛・牛の肥育用) なお、抗生物質耐性に関するEUの基本方針は以下のURLから入手可能。 (http://europa.eu.int/comm/health/ph/others/antimicrob_resist/am_02_en.pdf) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | EU |
URL | http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1687&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en |