食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01220610305 |
タイトル | EU、英国における保水剤使用家きん肉の生産に対する監理監督に関する視察団報告書を公表 |
資料日付 | 2005年12月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUの食品獣医局は2005年4月、英国における保水剤等により保水処理を施した家きん肉の生産に対する監理監督の実施状況を視察し、このほど報告書を公表した。 2000年以降、英国では他のEU諸国からの輸入家きん肉から、ラベル表示の数値をはるかに超える水分が検出されるという問題が頻発した。例えば、水分含有率20%の表示を超過する、最大で43%もの添加水分が検出されていたり、家きん以外の肉に由来する加水分解たん白質が添加されたりしている製品が摘発された。EU法では、保水剤処理を施した家きん肉を市場に流通させてはならないことになっている。 このような背景のもと、2005年に食品獣医局は保水処理家きんの流通防止に向けた監理監督の現状について把握するため視察を実施した。結論は以下のとおり。 現行の制度では、表示の不適切な家きん製品の流通を防止できていない。また、表示上の不具合もあったが、これについては是正処置を講じるべく既に対応が取られている。貿易規格担当官の所掌業務が広範多岐に渡っており、本案に関して監督が行き届かない面がある。視察した加工施設では、肉のトレーサビリティ、製法、表示とも問題なく、国内では不正な加工処理事案はなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | EU |
URL | http://europa.eu.int/comm/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=7577/2005 |