食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01220170314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「適温に調節された給湯器はハーブティーには不適切」を公表 |
資料日付 | 2005年12月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「適温に調節された給湯器はハーブティーには不適切」(3ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 種々のハーブを混合したハーブティーは、まれにサルモネラのような病原菌を含んでいる。ハーブティーの包装材には大抵沸騰した湯を用い、5~10分以上おくよう(ハーブティーの入れ方が)表示されている。この方法により、ハーブティーが天然に含んでいる病原菌や細菌を死滅できる。BfRは、90℃にまで加熱され、その後80~85℃に保たれる給湯器の湯が、病原菌を確実に死滅させるかどうかについての見解を示した。 サルモネラや他の腸内細菌は、加熱により確実に不活化される。耐熱性の血清型であっても、中心温度70℃以上で10分以上加熱すると完全に死滅する(実際には5分でも十分)。しかし80~85℃に温度調節された給湯器の湯は、(ハーブティーを入れる際には更に温度が低下するため)ティーパック内の病原菌を死滅させるには不適切である。 すぐに飲める温度になるよう、ハーブティーに適温に調節された湯を用いることがあるが、これは乳幼児や患者には健康リスクとなりうる。ハーブティーには必ず、沸騰した湯を用いるべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | (独)BfR連邦リスク評価研究所 |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/temperierte_heisswasserspender_fuer_kraeuterteeaufguesse_nicht_geeignet.pdf |