食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01210190314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、健康影響評価「給水器の衛生的欠陥」を公表
資料日付 2005年12月7日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、健康影響評価「給水器の衛生的欠陥」(7ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 診療所、病院、高齢者施設、薬局、職場、保育所などに設置されている給水器についてBfRは、細菌汚染によるヒト健康リスク、食品法的規制及び微生物的要件の必要性について評価した。ドイツ全域の調査データを分析したところ、サンプル水の3分の1が病原菌に汚染されていた。患者、高齢者、子供のような免疫力の弱い者には健康リスクとなり、重大な食品衛生的問題がある。このような微生物汚染を事前に回避するよう勧告する。
①水道と連結していない、プラスチック容器入り水を使う給水器(いわゆるウォータークーラー)については、「ウォータークーラー企業のためのGMPガイドライン」を遵守するよう勧告する。また「ミネラルウォーター及び瓶入りミネラルウォーター規則(MTV)」の衛生的要件を消費者が摂取する給水器の水へも適用するよう勧告する。
②飲料水として摂取される水道直結式給水器については、衛生管理、整備、洗浄及び消毒に関するガイドラインが存在しないが、ウォータークーラーと同様のガイドラインが早急に必要である。水道直結式給水器の水に対する微生物的要件は、飲料水規則(TrinkwV)のパック飲料水に対する要件と同様であるべきである。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) (独)BfR連邦リスク評価研究所
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/hygienemaengel_bei_wasserspendern.pdf