食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01200540315 |
タイトル | ドイツ連邦消費者保護食糧農業省(BMVEL)、食肉不祥事再発防止のための「緊急計画10項目」を公表 |
資料日付 | 2005年11月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツの複数の州でここ数週間に、食用には適さない腐敗肉が大量に押収され、一部はすでに新鮮肉として偽装販売されていた。これらの不祥事を受け、連邦と州は危機管理会議を開催し、再発防止に向けた強化対策「緊急計画10項目」を決議した。概要は以下のとおり。 ①情報伝達の改善(連邦と州当局間) ②届出義務:安全でない食品の提供を受け、それを拒否した食品企業は届け出るべきである。EC規則178/2002/ECの届出義務の対象を拡大するよう、規則の修正を働きかける。 ③トレーサビリティ:カテゴリー3の動物副産物※の輸送時の添付文書について、トレーサビリティを保証し偽装表示を難しくするために改善する。 ④包括的な冷蔵倉庫サーベイランス:EU認可冷蔵倉庫に加え、他の食肉冷蔵・冷凍倉庫にもサーベイランスを拡大する。 ⑤制裁の強化 ⑥通知義務:捜査当局と食品安全当局間のコミュニケーションの改善 ⑦拠点捜査当局の設置:捜査及び刑事訴追の改善のために、各州に拠点捜査当局を設置する。 ⑧リスク評価:ドイツ連邦食糧農業消費者保護省(BMELV)がドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)に委任 ⑨産業界の自主管理の改善 ⑩州の食品管理の改善 また、州大臣レベルで以下の10項目について討議される。 ①州内での品質保証、②当局の監視能力のチェック、③消費者情報法の草案、④無段階トレーサビリティ、⑤ダンピングの防止、⑥制裁の強化、⑦表示の改善、⑧(食肉産業従業員の)情報保護、⑨国内緊急警報システム、⑩違反への対応 ※カテゴリー3の動物副産物:食用として利用された後の未利用部位で、非食用(ペット飼料や肥料用)と定義されている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護食糧農業省(BMVEL) |
情報源(報道) | (独)BMVEL連邦消費者保護食糧農業省 |
URL | http://www.verbraucherministerium.de/index-0007E15AB1E7138DAF3F6521C0A8D816.html |