食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01200080111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、輸入魚製品の検査プログラムの背景情報と、マラカイトグリーンに関するQ&Aを公表 |
資料日付 | 2005年11月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は11月30日、CFIAが行っている輸入魚介類の検査プログラムについての概要説明ならびに、マラカイトグリーンに関するQ&Aを公表した。概要は以下のとおり。 ①CFIAは、国内の900施設以上の海産物加工事業所と、1 ,000事業所以上の輸入業者を対象に、国産および輸入海産物に対して厳しい検査システムで管理している。魚介類検査法並びに魚介類検査規則に基づいて定められている海産物検査マニュアルや海産物化学汚染物質ガイドライン等の諸規定はCODEX、WHO、FAO等の基準や原則とも整合性の図れた規定である。 ②CFIAの検査官は常に最新の科学的知見に基づいた分析手法によって残留動物用医薬品、農薬、重金属、添加物、病原菌、ウイルス、海洋毒物等の検査を実施している。 ③CFIAのマラカイトグリーンやロイコマラカイトグリーン分析法は専門誌Journal of the Association of Official Analytical Chemistにも掲載され、その分析を実施している施設はISO17025を取得している。 ④輸入海産物の検査頻度は安全性のリスクや加工業者の法令遵守歴によって一律ではないが、カナダに初めて輸入される場合は、全ての船荷を対象に検査が実施される。その際のサンプルサイズは国際的な基準に従って決められる。法令遵守歴を有する通常の輸入製品の標準的検査頻度は全船荷の5%である。 ⑤現在、中国とベトナムから輸入される養殖魚製品(これはアジアから輸入している養殖魚製品の80%に相当する)についてはその100%についてマラカイトグリーンの検査を実施している。またその他のアジアからの養殖魚製品については20%の無作為抽出でマラカイトグリーンの検査を実施している。これらの検査に合格しない限り製品が市場に出ることはない。 ⑥CFIAは輸入船荷、検査結果、輸入業者の法令順守状況等の入力された電子式データベースを保有しており、輸入魚類の管理において効果的に活用されている。輸入業者に不正が認められた場合には、CFIAは強制的措置を施行する。 なお、マラカイトグリーンに関するQ&Aは以下のURLから入手可能。 (http://www.inspection.gc.ca/english/corpaffr/foodfacts/malqueste.shtml) |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁 |
URL | http://www.inspection.gc.ca/english/corpaffr/foodfacts/malinfoe.shtml |