食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01190440111
タイトル カナダ食品検査庁(CFIA)、新規除草剤耐性ラウンドアップレディアルファルファJ101とJ163の環境および飼料リスク評価決定書を公表
資料日付 2005年11月23日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  カナダ食品検査庁(CFIA)は11月23日、Monsanto Canada社から申請されていた新規除草剤耐性ラウンドアップレディアルファルファJ101とJ163の環境ならびに家畜飼料としてのリスク評価の結果、従来種のアルファファと実質的に同等であるとする評価決定書を公表した。
 本新規品種は、除草剤ラウンドアップの活性成分であるグリホサートに耐性を示すAgrobacterium sp. CP4株に由来するepsps遺伝子(5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸合成酵素(cp4epsps))をアルファルファに形質転換して除草剤耐性を付与することにより開発した。即ち、cp4epspsをアルファルファクローンR2336に導入し、カルスの組織培養によりCP4EPSPSたん白質生産性の優れた株を選択することにより育種、開発したものである。
 本新品種申請に当たってMonsant Canada社は形質転換方法、遺伝子挿入部位、植物体における発現レベル、挿入遺伝子の機能と制御シーケンスなどに関する分子生物学的データ、封じ込め環境における野外試験結果、従来種と比較した栽培特性や害虫および疾病耐性、栄養成分分析などを提出しており、CFIAはこれらの資料について環境と家畜へのリスク評価を実施した。
 カナダにおける新規飼料作物の環境および家畜に対するリスク評価は、「新規特性を有する植物の環境に対する安全性評価基準(Assessment Criteria for Determing Environmental Safety of Plant with Novel Traits)(指令94-08)」と「植物由来新規飼料の評価ガイドライン(Guidelines for the Assessment of Novel Feeds : Plant Sources)(指令95-03)」に従って実施される。
地域 北米
国・地方 カナダ
情報源(公的機関) カナダ食品検査庁(CFIA)
情報源(報道) カナダ食品検査庁
URL http://www.inspection.gc.ca/english/plaveg/bio/dd/dd0553e.shtml