食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01190140314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、消費者向け情報「焦げ付き防止コーティング調理器具に関するQ&A」を公表 |
資料日付 | 2005年11月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、消費者向け情報「焦げ付き防止コーティング調理器具に関するQ&A」(2ページ)を公表した。Q&Aの質問事項及び概要は以下のとおり。 ①ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)とは何か? ②PTFEはどこに使用されているのか? ③PTFEコーティング調理器具を用いた加熱調理で注意すべきことは? ④焦げ付き防止コーティング調理器具の過熱にはどのように気づくのか? ⑤過熱によって生じる蒸気の動物実験での影響は? ⑥焦げ付き防止コーティング調理器具にはどのようなヒト健康リスクがあるのか? 焦げ付き防止コーティング調理器具には、コーティング材に(テフロンという商標で知られる)ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)がよく使用される。加熱し過ぎる(360℃以上)とPTFEから有害な蒸気が発生する。しかし、適切に使用した場合にはリスクはない。過熱を避けるために、調理器具を空で3分以上加熱しないこと。調理器具に食品が入っていれば、焦げたにおいによって過熱に気づくため、過熱は起こりにくい。また、コーティングははがれやすいので、木製かプラスティック製のへらを使用すべきである。はがれ落ちたコーティングの薄片を飲み込んだとしても、体に吸収されず排泄されるため、体に有害な影響はない。 BfRは、コーティング調理器具を空焚きする不適切な使用について警告を発する。360℃以上の温度で生じる有害な蒸気を吸い込むと、インフルエンザ様の症状、いわゆるテフロン熱(ポリマー熱)が誘発される。しかしながらこのような症例は、家庭よりも汚染物質濃度の高いPTFE生産工場においてのみ報告されている。 上記情報の英語版は以下のURLより入手可能。 (http://www.bfr.bund.de/cm/279/questions_and_answers_about_cookware_and_roastware_with_a_non_stick_coating.pdf) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | (独)BfR連邦リスク評価研究所 |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/276/fragen_und_antworten_zu_koch_und_bratgeschirr_mit_antihaftbeschichtung.pdf |