食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01170670149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、小麦たん白質部分加水分解物をベースとしたたん白質含有量が少なくとも1.9 g/100 kcalの乳児用調製乳を特定栄養目的に使用することの安全性と適合性に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2005年11月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネルは、たん白質部分加水分解物をベースにしたたん白質含有量1.9 g/100 kcalの乳児用調製乳及びフォローアップミルクについて、乳幼児・幼児の栄養学的要求を満たすかどうかを、評価するよう要請された。科学パネルの評価結果は次のとおり。 上記の調製乳は、より多くのたん白質を含有する小麦たん白質加水分解物をベースとした調製乳と同様、特定栄養目的での摂取要件を満たし、安全であるとしている。この結果は、主に、生後8~112日までの乳児の成長データを参考にし、また、窒素バランスやたん白質のパラメーターを考慮して導き出した。ただし、未加工のたん白質を1.9 g/100 kcal含む調製乳の適合性に関しての結論は、当該調製乳とそのたん白質源に特有のものである。さらに、今回、1.9 g/100 kcalのたん白質含有の小麦たん白質加水分解物をベースとしたフォローアップミルクに関するデータは提出されなかったものの、このたん白質配合を持つ調製乳は、補完食品と共に幼児が摂取するのに適していると科学パネルは結論づける。 しかし、同様の未加工たん白質を含むが、たん白質の品質・たん白源・加工方法が異なる調製乳に関しては、臨床試験を行う必要があり、その安全性を評価しなければならない。 これまで、乳児用調製乳のたん白質の品質、適合性などの様々な評価方法が提言されてきた。それらには、乳児に関する3~4ヶ月間の臨床試験の実施などが含まれているが、成長、たん白質の状態及び調製乳摂取量などに関するデータも収集する必要がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | EFSA |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/nda/nda_opinions/1207_en.html |