食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01170210343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、カンピロバクター・サーベイランス総合評価を公表
資料日付 2005年11月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は、「フランスにおけるカンピロバクター感染症:2001年?2003年に実施した市の研究所及び病院付属研究所のネットワークサーベイランス総合評価」(全12ページ、仏語)を公表した。概要(仏語・英語)は以下のとおり。
 カンピロバクターによるヒト感染症が頻発しており、それが深刻化する可能性があるが、一方で予防対策が講じられている。このような状況の下、サーベイランスを行なう必要性が生じた。
 フランスでは、1986年から存在する病院付属研究所(LH)のカンピロバクター感染症ネットワークに市の研究所(LABM)が加わり、2002年4月にカンピロバクター感染症サーベイランスシステムが設置された。LHについては2001年1月1日から、LABMについては2002年4月1日から、2003年12月31日までの間、カンピロバクター国立リファレンスセンターは3
,698株を鑑定した。10万分の3.4という総分離率は非常に過小評価された数値である。5歳未満の子供については、10万分の14となっている。C. jejuniが菌株の76.9%を占め、C. coli(17.0%) C. fetus(5.4%)がそれに続く。アンピシリンへの耐性率は41%、ナリジクス酸への耐性率は28%であった。
 フランスにおけるカンピロバクター感染症の疫学的特徴を把握し、一般集団における発生率を推算するためには、サーベイランスの努力を続けていく必要がある。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=publications/2005/campylobacter_2001_2003/index.html