食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01150540111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、野生カモから鳥インフルエンザH5亜型を検出 |
資料日付 | 2005年10月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は10月31日、野生鳥を対象とした鳥インフルエンザ(AI)のサーベイランスにより、ケベック州の28羽、マニトバ州の5羽の野生カモからH5亜型AIウイルスを検出したと発表した。全て生きている野生カモ試料から検出されたもので、引き続きN亜型を検討中である。 更にCFIAはこの発表の中で次のような情報も提供している。 ①北米ではH5亜型は過去にも野鳥から度々分離されており予想外のことではなく、ヒトに対する影響はない。 ②ウイルスの検出された野生カモの健康状態は全て良好で、インフルエンザに関係する病的状態は全く見られなかった。 ③ウイルスの詳細な亜型別には今後1週間を要する。 ④ヒトに対するリスクは少ないものの、ハンターのように鳥と直接接触する者は、手洗い、鳥肉の加熱調理を励行すること。 なお、野生鳥のサーベイランスは、2004年にブリティッシュコロンビア州で鳥インフルエンザが大発生したのを踏まえ、サスカチェワン大学の研究機関であるカナダ協同野生生物健康センター(Canadian Cooperative Wildlife Health Center)が中核となり、CFIA、カナダ環境省、公衆衛生庁および州政府が協力し、野鳥を対象としたA型AIウイルスのベンチマークデータの集積を目的にスタートしたものである。本年夏から全国7州から総計4 ,800サンプルを収集し、11月までの間で調査が進められていた。本センターの情報は次のURLから入手できる。 (http://wildlife1.usask.ca/ccwhc2003/CCWHC_home.php) また、CFIAは野鳥サーベイランスに関するQ&Aを次のURLで公表している。 (http://www.inspection.gc.ca/english/anima/heasan/disemala/avflu/2005wildsauv/queste.shtml) |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁 |
URL | http://www.inspection.gc.ca/english/corpaffr/newcom/2005/20051031e.shtml |