食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01150170342 |
タイトル | フランス農漁業省、業務通知「インフルエンザリスクの見地から実施する野鳥の大量死サーベイランス」 |
資料日付 | 2005年10月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス農漁業省食品総局は10月19日付業務通知で、2005年秋から2006年冬までの間、インフルエンザリスクの見地から実施する野鳥の大量死サーベイランスの方法を記述した、県知事、県獣医局、県獣医研究所等宛の業務通知(全20ページ)を公表した。 今年鳥インフルエンザが西シベリアやカザフスタンにも拡大したことから、渡り鳥によって欧州、更にはフランスへも蔓延するおそれが強まった。実際にウイルスは鳥類相への病原性を獲得しており、中国北部、モンゴル及びロシアで野鳥の大量死が観察されている。この3ヶ国は渡り鳥によって感染したと考えられるが、飼育用の鳥の輸入が感染源である可能性も排除できない。 こうした状況から、またフランス食品衛生安全庁(AFSSA)によるリスク評価を受けて、2001年以降毎年実施している鳥類相サーベイランスを強化するよう勧告が出された。本業務通知は、できる限り早く鳥インフルエンザの存在を把握するために、ウイルスに起因し得る異常な大量死のサーベイランスを実施するためのものである。サーベイランス方法の一般原則は以下のとおり。 ①観察された大量死を報告する。死骸を収集する。それらを県の分析研究所へ送付する。 ②検体を採取し、保管する。 ③死亡原因が説明できず、異常と判断した野鳥の大量死については全て、何らかの決定を下す。 ④分析した検体に存在し得るウイルス株を調査し、同定する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス農漁業省 |
情報源(報道) | 仏農漁業省 |
URL | http://www.agriculture.gouv.fr/spip/IMG/pdf/dgaln20058235z.pdf |