食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01141060450
タイトル オーストリア、社員食堂の給食でノロウイルス感染症
資料日付 2005年10月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  オーストリア南部で9月初旬、電気製品メーカーの社員食堂の給食が原因で約120人がノロウイルス感染症を発病した。原因は給食業者が納入した食品(軽食用サンドウィッチ・昼食・夕食)とみられる。
 調査の結果、給食業者のコックや調理従事者の何人かが下痢や嘔吐の症状を抱えたまま作業に従事していたことが判明した。特に、発病中の女性従業員がサンドウィッチを素手で調理していたことが分かっている。
 給食業者の関係従業員及び社員食堂を利用して発病した患者から採取した大便のRT-PCR検査で、ノロウイルスが検出され、双方のウイルス間の区別はできなかった。
 当局は給食業者に対し、発病中の従業員を就業させず、全部署の清掃と消毒を実施し、調理済みの全食料品を廃棄するまで、1週間の営業停止処分とした。また、両社の従業員とも、下痢や嘔吐の症状が48時間にわたり見られなくなるまでは就業しないよう要請した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) -
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ew/2005/051020.asp#7