食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01130570149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、飼料添加物として認可されている微生物製剤BioPlus 2B(Bacillus licheniformis及びBacillus subtilis)の改良飼料に関する科学パネルの意見書を公表 |
| 資料日付 | 2005年10月11日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | 子豚・雌豚用飼料添加物である微生物製剤BioPlus 2Bは、Bacillus licheniformis及びBacillus subtilisの生菌の混合物である。今回、欧州食品安全機関(EFSA)は、豚飼料としてBioPlus 2Bに成長促進剤二蟻酸カリウムを混合した場合と七面鳥飼料としてBioPlus 2Bに抗コクシジウム剤ラサドシドAナトリウムを混合した場合の影響評価を行った。 二蟻酸カリウムのBacillus属菌に対する感受性を調べたin vitro試験の結果、0.5%の二蟻酸カリウムの有無にかかわらず生菌数に変化はなかった。しかし、この結果は、実験に使用されたトリプトース血液寒天培地の緩衝能力によって、酸性環境が相殺された可能性がある。よって、この in vitro試験結果は、生体内で二蟻酸カリウムが存在した場合にBacillus属菌が生存することを示すものではない。 次に、七面鳥を用いて、上記Bacillus属菌と抗コクシジウム剤との適合性を調べたin vivo試験の結果、Bacillus属菌はラサドシドAナトリウム中で生存可能であることを示すことはできなかった。 それゆえ、BioPlus 2Bと二蟻酸カリウム、BioPlus 2BとラサドシドAナトリウムの適合性はともに確認できなかった。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
| 情報源(報道) | EFSA |
| URL | http://www.efsa.eu.int/science/feedap/feedap_opinions/1170_en.html |