食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01130540188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、「ノニジュースに関するコミュニケ」を公表
資料日付 2005年10月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、「ノニジュースに関するコミュニケ」を公表した。概要は以下のとおり。
 ノニジュースは、欧州食品安全機関(EFSA)の評価を受けて、2003年に欧州委員会から商品化許可を得た。その後、ノニジュースを主成分とした製品は欧州市場で大きな発展を遂げた。
 しかしながら、こうした製品の摂取状況について客観的に判断するために十分な時間が経過していない。ノニジュースの製造に使用される果実は、ポリネシアに生育するアジア原産植物(Morinda citrifolia L.)から採られるが、この植物はこれまで日常食としてではなく、主にその地方の伝統医療に用いられてきた。
 先般、公表された2つの研究論文で、特にノニジュースを摂取した3人に深刻な肝臓障害が報告された。現在、その原因を解明するための補足調査が実施されている。
 その結果が出るまでの間、AFSSAは、EFSAが評価するに当たり製品の製造者が提案した使用条件、すなわち1日30ミリリットルの摂取勧告を遵守するよう消費者に注意を促したい。
 また、この新食品を評価する際、健康への便益に関する強調表示は主張されておらず、また資料の裏づけもないことを強調する。インターネットなどの情報網で目にするさまざまな健康障害又は疾患への便益作用については、それが食品であれ医薬品であれ、衛生安全当局によって評価されたものではなく、ましてや承認されたものでもない。 
 ノニジュースの全アントラセン誘導体(当該植物種の植物化学に関する知見からみた主要リスク)の測定方法に関する専門的な情報(1ページ)も入手可。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) AFSSA
URL http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=32108&Pge=0&CCH=051014173551:26:4&cwSID=2C07722E013E45328FD8ADE98CD90736&AID=0