食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01130170188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、「鳥インフルエンザに関するAFSSAの活動」を公表
資料日付 2005年10月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)はホームページのトップページに、「鳥インフルエンザに関するAFSSAの活動」を公表した。概要は以下のとおり。
①「科学的・技術的な研究及び支援:プルフラガン研究所」
 当研究所は、鳥インフルエンザに関する国内のリファレンス研究所であると同時に、鳥インフルエンザの研究を行なう国内で唯一の獣医学研究所である。当研究所はリファレンス研究所として、血清学的サーベイランスを行なう資格のある10の研究所と、ウイルス分離を行なう資格のある3つの研究所からなるネットワークの調整を図る。また、ワクチン戦略の評価や、新世代ワクチンの開発を担う。研究の分野としては、ウイルスの分子タイピングやウイルス伝播形態などが挙げられる。パスツール研究所と共同で、種の壁を超える状況、特に「レゼルボワ(保毒宿主)」としての豚によるヒトへの伝播について研究している。
②「集団評価:『動物の健康』特別専門家委員会が監督する作業グループ」
 AFSSAには、科学分野における調整を図るほかに、2つのレベルで活動を行なっている。一つは鳥インフルエンザ専門家からなる作業グループ、もう一つはこの作業グループの作業内容を集団で承認する『動物の健康』特別専門家委員会である。鳥インフルエンザ作業グループは2005年4月、アジアでウイルス感染した家きんの生血を採取した後、ヒトが鳥インフルエンザを発症した事例について自ら審議を行なうことを決定した。虎も同様に感染したとされる。これらのデータから、消化器官は鳥インフルエンザの感染経路ではないということを検討し直す可能性が生じる。これらのケースは資料の裏づけがほどんどなく、今後立証すべき課題である。
③「AFSSAの13日付ニュース」
 鳥インフルエンザに関する諮問への答申として、先般8月25日付で意見書を出した。ワクチン接種を視野に入れた、飼育タイプ別暴露リスクの比較評価を行なう補足の意見書が11月末までに出される予定。また、トルコとルーマニアの件については、厚生省・農漁業省から8日に諮問を受けた。

この文書は2007年7月4日付で更新されており、下記のURLから入手可能。
http://www.afssa.fr/ftp/afssa/41573-41591.pdf
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) AFSSA
URL http://www.afssa.fr/ftp/afssa/32112-32113.pdf