食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01120120314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、「ドイツにおける抗生物質耐性モニタリング」を公表
資料日付 2005年10月10日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、「ドイツにおける抗生物質耐性モニタリング」(意見書4ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 ドイツではこれまで、食品を介して伝播し得る人獣共通感染症病原体の耐性獲得を統計的、体系的に観察したことがなかった。研究プロジェクトあるいは自主的報告等によりこれまでに得られたデータは、包括的なリスク評価には不十分である。これらの背景から、BfRは連邦消費者保護食品安全庁(BVL) 及び連邦家畜ウイルス性疾患研究所(FLI)と共同で、「ドイツにおける人獣共通感染症病原体の抗生物質耐性モニタリング」のコンセプトを作成した。これはECの人獣共通感染症指令(2003/99/EC)を実施するための基礎(第一段階)となるものである。今後、動物及び細菌の種類、調査範囲を徐々に拡大していく計画である。
 まもなく開設される「抗生物質耐性モニタリング」は、以下の3本柱からなる。
1.小売店の食品における人獣共通感染症病原体(サルモネラ及びカンピロバクター)
2.臨床症状のない家畜における人獣共通感染症病原体(サルモネラ及びカンピロバクター)
3. 臨床症状のある家畜における人獣共通感染症病原体(サルモネラ及びカンピロバクター)
 意見書では更に、サンプリング、今後の課題(サンプリングのためのコードの作成や講習会等)、BfR、BVL、FLIの任務の分担などについての構想が示されている。BfRは、コンセプトの実施には財源の増額、外部の専門家の助言が必要であるとしている。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) (独)BfR連邦リスク評価研究所
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/antibiotikaresistenz_monitoring_in_deutschland.pdf