食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01100560450 |
タイトル | サルモネラ |
資料日付 | 2005年9月26日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | デンマークで2005年6~8月に発生したイタリア産ビーフによる食中毒症はSalmonella Typhimurium DT104が原因と判明した。 デンマークがイタリアの会社から輸入したビーフは、2005年の夏に2度にわたって入荷した。第1バッチは、輸入時の検査でS. Typhimurium DT104陽性とされ、直ちに廃棄されたため消費されなかった(デンマークは、多剤耐性のDT104ファージ型に対してはゼロ・トレランス施策で臨んでいる)。肉から分離された株は、後に患者から採取・分離された株と同定された。 しかし第2バッチはフードチェーンに入り、イタリアン・レストランでカルパッチョとして5週間以上にわたり客に供されたため、少なくともラボ検査で22症例が確認されている。カルパッチョは検査用に入手できなかったが、患者が共通的に食していたこと、また第1バッチでの株の同定がなされたため、感染原因と推定された。 DT104ファージ型は、アンピシリン、クロラムフェニコール 、テトラサイクリン、スルホンアミド、スペクチノマイシン、ストレプトマイシン等に耐性である。本件については、食品飼料緊急警報システム(RASFF)を通じて各国に通知された。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ew/2005/050922.asp#3 |