食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01100280149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉骨粉経由での定量的BSEリスク評価に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2005年9月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、肉骨粉における残存BSEリスクの定量的評価の妥当性を評価するよう要請を受けた。
 定量的リスク評価のワーストケースでは、信頼できない監視体制を持ち、特定危険部位をレンダリング前に除去しないGBRレベル Ⅳの国の牛から製造した肉骨粉8kgが組織的に混入した餌を、集約的システム下の牛に与えることを想定している。この場合、牛は、中央値5 x 10^-5 CoID50 units/animal/yearのリスクに曝されることになる。
 しかし、欧州15カ国において最も一般的で現実的なシナリオ(信頼できる監視体制をもち、全ての特定危険部位を除去するGBRレベルⅢの国)に基づいて計算をすれば、1.2 x 10^-7 CoID50/animal/yearとリスクは大幅に低下することが示された。これは、EUの牛総頭数のうち、年間数頭が感染することに相当する。つまり、0.1 %の牛由来肉骨粉が組織的に混入した配合飼料を毎日2~3 kg与えた場合、一千万頭につき1頭の牛が感染する計算になる。
 この定量的リスク評価はまだ試作段階にあるため、内容やデータは定期的に見直す必要がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) EFSA
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/257.pdf