食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01090250328 |
タイトル | 英国政府、OTM規則を廃止しBSE検査に代えることを承認 |
資料日付 | 2005年9月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は9月15日、30ヶ月齢以上の牛をフードチェーンに送ることを禁じたOTM規則を、DEFRAが提案した高齢牛のBSE検査に代えるとする食品基準庁(FSA)からの提案が、この度政府によって承認されたことを公表した。DEFRAは、この変更に対して次のように述べている。 BSE検査が主体となる新しい規則が、OTM規則に代わって導入されるが、英国の牛のと畜に関するすべての規制が解除されるわけではない。これまで、30ヶ月齢以上の牛は全てフードチェーンに送ることを禁止されていたが、新しいシステムでは、1996年8月1日以降に生まれた牛は、食肉用にと畜することが可能となり、BSE検査の結果が陰性であれば食肉として販売することが出来る。しかし、1996年7月31日以前に生まれた牛は、引き続きフードチェーンに送ることは出来ない。そして、OTM牛のと畜を希望していると畜場は、FSA及びFSAに助言するために設立された独立機関が設定した厳重な規格基準を満たさなければならない。この規格基準に合格するためには2日間の試験操業と食肉衛生局の法的許可を受けなければならない。そして、感染力の99%を取り除くことが出来ると推定されている特定危険部位(SRM)の除去については、引き続き食肉衛生局によって、厳重に義務付けられる。この新しい検査方法は、2005年11月7日より実施される予定である。 この件について、FSAは9月15日、政府がFSAの提案した以下の前提条件にも同意したことを公表している。 食肉衛生局は、特別に訓練した獣医師をと畜場に派遣して、2日間の試験操業と定期検査、1996年8月以前に生まれた牛をフードチェーンに送っていないか、規則変更後義務付けられている6ヶ月間のBSE検査の報告を適正に行っているか、新しいBSE検査の実施を追跡する監査団体が設定されているかなどを監査する。 FSAのプレスリリースは以下のURLより入手可能。 (http://www.food.gov.uk/news/pressreleases/2005/sep/bsetestreg) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | DEFRA |
URL | http://www.defra.gov.uk/news/2005/050915a.htm |