食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01080070164 |
タイトル | オランダ、農薬の複合暴露(cumulative exposure)に関するレポートを公表 |
資料日付 | 2005年9月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は9月5日、「コリンエステラーゼ阻害化合物への複合暴露(cumulative exposure):現在の課題とこれからの政策への応用」と題したレポートを公表した。概要は以下のとおり。 食品に含有される種々の残留農薬による複合暴露は、今後、将来に向けての課題と考えられる。この問題は、一般的によく知られた毒性メカニズムを有する(例えば有機リンのような)農薬に特に関係すると考えられる。民間の研究機関は、農薬のリスク評価に複合暴露を含める必要性を強調している。RIVMは、このレポートにおいて、農薬の複合暴露に関する入手可能な情報とどの様な方法で複合的リスク評価を実施できるかについて評価している。現在、リスク評価の方法はあるが、複合的効果に関する科学的根拠には一部欠けるところがある。すべての有機リン化合物が本当に相加的(additive)効果を持つのか、相対力価因子(Relative Potency Factors (RPF))によって判断するのが妥当なのか明確ではない。更に現在ある残留農薬のデータ及び摂取量評価に関する確率論的手法は改善の余地がある。複合暴露を農薬の評価に加えることは、リスク管理分野における認可及び調査の決定にも大きな影響力を持つと考えられる。 レポート全文は以下のURLから入手可能。 (http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/320108001.pdf) |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | RIVM |
URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/320108001.html |