食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01070510314 |
タイトル | フルーツグミ摂取による体重増加リスクに対するドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の見解、「フルーツグミ、体の調子を整える?それとも太らせる?」 |
資料日付 | 2005年8月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フルーツグミ製品は脂肪を含まず、主に糖(炭水化物)から成る。それゆえ、多くの製造者が、フルーツグミは体重軽減に適すると示唆するような宣伝を行っている。一方で、まさに糖が体重を増加させる、という主張も多い。フルーツグミ製品の摂取は、炭水化物量が多いゆえに体重過多を促進するのか、あるいは、脂肪を含まないゆえに際限なく摂取しても体重が増加しないのかについて、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は以下のような見解を示した。 BfRは、望ましくない体重増加のリスクを決定するのは、個々のマクロ栄養素の摂取量ではなく、エネルギー収支バランスであるという見解を支持する。つまり、体が消費する以上のエネルギーを食品から摂取すれば、体重が増加することになる。糖を含むゆえにフルーツグミに特に体重増加のリスクがあるとは判断しない。フルーツグミ製品の100gあたりのエネルギー量(300~400kcal)は、他の甘味菓子と変わらない。従って、フルーツグミを際限なく食べて体重増加するリスクは、他の甘味菓子の場合と同様である。 また、通常フルーツグミは脂肪を含まないのであるから、“脂肪を含まない”などの宣伝文句は不要なものであり、おそらく消費者を惑わすものである。フルーツグミには、ビタミンやミネラルが多量に添加されていることがあるので、そのような添加フルーツグミの過剰摂取は、健康へ望ましくない作用を及ぼす可能性がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | (独)BfR連邦リスク評価研究所 |
URL | http://www.bgvv.de/cm/208/fruchtgummi_fitmacher_oder_dickmacher.pdf |