食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01070250295 |
タイトル | FAO、「口蹄疫は依然として欧州にとって脅威」と題するプレスリリース |
資料日付 | 2005年9月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | FAOは、9月1日付「口蹄疫は依然として欧州にとって脅威」と題するプレスリリースを公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会(EC)は、FAO欧州口蹄疫制御委員会(EUFMD)に450万ユーロを提供することで口蹄疫対策を強化する。このECプロジェクトの目的は、口蹄疫ウイルスが欧州圏外の感染諸地域、特にイラン、イラク、トルコ及びコーカサス地方のような近隣諸国から欧州に侵入することを阻止することにある。 口蹄疫はヒトに害を与えることはない。しかし、牛、バッファロー、めん羊及び豚の間では非常に伝染性を有し、乳及び肉の生産を大きく低下させる場合がある。 英国での最後の集団発生は2002年で、1 ,300万ユーロの損害を与えた。口蹄疫ウイルスは現在世界60カ国に存在している。 今回のEC資金供与により、欧州にとって引き続きリスクを有している諸国の獣医行政を強化し、口蹄疫サーベイランス及び制御措置を改善することができる。 高リスク地域で発生した地域限定的流行の発生と規模に関する透明性を有しかつ信頼にたる情報がないこと、FAOなどのような国際機関への24時間以内の報告のないことが、大きな懸念である。 最近、国境を越えた口蹄疫の広がりが東アジアであった。その際のウイルスは口蹄疫ウイルスタイプ Asia-1型で、中国で空前の広がりを見せ、近頃ロシアの東部地域とモンゴルに初めて侵入した。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | FAO |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2005/107415/index.html |