食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01070080149 |
| タイトル | 欧州食品安全機関（EFSA）、殺菌剤フルオキサストロビンに関するピアレビュー |
| 資料日付 | 2005年9月1日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | フルオキサストロビンは、1ヘクタール当たり上限200gの割合で小麦・ライ麦・大麦に使用する殺菌剤として認可申請がなされていた。申請国からの資料提供を受け、EFSAでその安全性に関するピアレビューを行った。 当該物質の急性毒性は低く、遺伝毒性・発がん性・生殖毒性・神経毒性の証拠は示されなかった。実験結果から、当該物質の一日許容摂取量(ADI)を0.015mg/kg bw/day、急性参照用量(ARfD)を0.3mg/kg bwと設定した。 当該物質の残留は主に藁と種子に見られるが、反芻動物や家禽類に餌として与えられた場合でも、当該物質やその代謝物の水準は著しく大きくはないため(<0.01 mg/kg)、懸念材料とはならいと考えられる。食品経由での残留当該物質への消費者の暴露量はADIの10 %未満になることが示された。また、英国の消費データによれば、消費者の短期暴露水準はARfDの1 %未満になることが分かった。地下水にも当該物質の関連代謝物が発見されるが、飲料水を通じた暴露量に関しては十分な安全域のあることが示されている。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州食品安全機関（EFSA） |
| 情報源（報道） | EFSA |
| URL | http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1115/praper_concl_sr47_fluoxastrobin_en1.pdf |