食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01060470305 |
| タイトル | EU、養殖魚介類の衛生・病気対策で欧州委が新法案を提示 |
| 資料日付 | 2005年8月24日 |
| 分類１ | - |
| 分類２ | - |
| 概要（記事） | 欧州委員会は、養殖魚介類の衛生及び病気対策として新たな指令案を提出した。目的は、現行法を更新・簡素化することにより、EU諸国間の貿易を活性化するとともに、第三国の取引参入を容易にして、この重要産業分野におけるEUの競争力を底上げすることにある。新指令の主眼は、従来のように魚介類に病気が集団発生してから対応するのではなく、生産課程の各段階で適切な予防措置を講じることで病気を未然に防止する方向にシフトしている。 水産養殖はEUにおける重要な産業分野で、生産額は25億8 ,000万ユーロにも達するが、ひとたび病気が集団発生すると生産量の減少、取引の制限により、経済的損失は甚大となる。従って、新指令では、清浄な養殖場を感染源から防護し、外来の病気がEU内に侵入しないようにするための措置が盛り込まれている。また、加盟国がそれぞれ独自の対策・撲滅プログラムを策定して、万一新興病や外来病が集団発生した場合の不測事態対処計画も定めるように規定している。更に、殺処分が不可欠になった場合の補償金についても、欧州漁業基金から拠出するように見込んでいる。 新指令が必要とされる背景等に関するQ&Aは以下のURLから入手可能。 (http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=MEMO/05/282&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en) |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源（公的機関） | 欧州連合(EU) |
| 情報源（報道） | EU |
| URL | http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/05/1062&format=HTML&aged=0&language=EN |