食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01060160305
タイトル EU、イタリアにおけるサルデーニャ自治州の豚コレラ対策に関する視察団報告書を公表
資料日付 2005年8月24日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUは2004年11月、イタリアにおけるサルデーニャ自治州のアフリカ豚コレラ対策を評価するため視察団を派遣し、このほど報告書を公表した。
 同自治州では数ヶ月にわたりアフリカ豚コレラが集団発生したが、今回の視察は病気を長期間鎮静できなかった理由について、イタリア当局の対策が適切であったかどうかを評価するのが主なねらいであった。報告書の概要は以下のとおり。
①数ヶ月にわたり、イタリア当局の報告制度に大きな不備があり、これが原因で現実的なリスク評価に支障をきたした。
②対策の実施に関係する機関相互間の連携に円滑性を欠いている。
③集団発生地区の関係機関では職員数が不足しており、必要な対策が実施できていない。
④違法な養豚場が存在し、違法な動物の移動が行われているのは大問題である。
⑤食物の残さを豚に給餌しないようにするための管理がなされていない。
⑥農家への補償金額が地元の物価より高く設定させているため、故意にウイルスを持ち込んで感染させる可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu.int/comm/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=7369/2004