食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01050290294 |
タイトル | WHO週刊疫学報告、「H5N1鳥インフルエンザ:ヒト用ワクチン開発への第一段階」 |
資料日付 | 2005年8月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは、8月19日付「週刊疫学報告(WER)Vol.80、No.33」のアウトブレイクニュースで「H5N1鳥インフルエンザ:ヒト用ワクチン開発の第一段階」を掲載している。概要は以下のとおり。 2005年8月6日、米国アレルギー・感染性疾患国立研究所はH5N1鳥インフルエンザのヒト用ワクチンの初期臨床試験結果を示し、試験ワクチンが健康な成人からなる一群に免疫反応を引き起こしたと報告した。更なる試験が求められるがこの新しい知見でH5N1特異的ワクチンの開発の可能性を再確認できた。 現在、H5N1は次の世界的流行を引き起こす可能性が一番高いウイルスとされている。 ワクチンは世界流行を起こすインフルエンザからヒトを守る最も効果のある医療手段である。ワクチンを迅速に十分な量が確保できれば、死亡率、罹患率ともに低下させることが可能となる。しかしながら、ワクチンにそのような役割を担わせるに先立って多くの問題を解決する必要がある。最も重要なことは、供給に限りある抗原を有効使用できるワクチン製剤(vaccine formulation)を見出すことである。米国の試験では、将来のワクチン製剤への重要な知見が得られたが、通常の季節的地域限定流行向けに毎年生産されているインフルエンザワクチンに含有されているウイルス抗原量よりも多い投与量が使用されている。 ワクチン製剤へのアジュバンド添加などによって供給に限りのある抗原を有効に用いる方法を提案する。 このように述べた上で、以下の構成でワクチン開発の現状と問題点及びWHOの見解を示した。 ○インフルエンザワクチン ①WHO方針説明書 ②概要と結論 ③背景 ④病原物質及び疾病 ⑤防御的免疫反応 ⑥インフルエンザワクチン ⑦ワクチンに関するWHOの全般的立場 ⑧インフルエンザワクチンに関するWHOの立場 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.who.int/wer/2005/wer8033.pdf |