食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01050180188 |
タイトル | ボイラー水に使用される物質に関するフランス食品衛生安全庁(AFSSA)の意見書 |
資料日付 | 2005年8月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、競争消費不正抑止総局から食品に直接接触する水蒸気を作るボイラーの水に様々な物質を使用することについて意見を求められた。 対象となる29物質のリスク評価を実施するため、AFSSAは作業グループを設置した。 農産物加工業において、水蒸気を作る器材の腐食や水垢の付着を防止し、食品に接触する、又は食品に部分的に混入する可能性がある水蒸気の質を保証する必要がある。 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウムなど計17物質の使用は消費者への健康リスクはない。エチレン及びプロピレンの酸化物共重合体の使用については、承認された分析方法に係る情報及び製品中にモノマー又はオリゴマーがないことを確認できる測定結果に係る情報がないことから、現状では判断することができない。シクロヘキシラミン、ポリアクリル酸ナトリウム、スルホン化アクリル共重合体など計10の物質の使用については、食品成分に対する当該物質の反応に関する情報が不足しているため、今回のリスク評価の対象にはならなかった。モルホリンの使用については、今回申請した書類及び現在の知見(特定の使用条件下で、また亜硝酸塩がある場合に、発がん性及び遺伝毒性があるN-nitroso morpholineを形成するおそれがある。今回提出された書類には水蒸気処理された食品中のモルホリン残留率及びN-nitroso morpholineの形成率に関する分析データが含まれていない。)から、健康リスクのおそれがあるとみなすべきである。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | AFSSA |
URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/31160-31161.pdf |