食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01040760450
タイトル サルモネラ
資料日付 2005年8月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  スペインでは7月から8月にかけてサルモネラ食中毒症が急増し、8月8日現在、国立疫学センターに届け出のあった症例数が2
,138件と、近年にない大規模な集団発生となっている。大部分(1
,983件)が家族単位で発生している点に特徴がある。
 検査の結果、疫学的にも微生物学的にも、スペイン中で広く販売されている、あるブランドの調理済み真空パック入りローストチキンが関係していることが判明した。
 ヒト及びローストチキンから分離したサルモネラ菌株を分析したところ、いずれもSalmonella Hadarと同定された。分離株は、アンピシリン、セファロチン、ストレプトマイシン、ナリジクス酸及びテトラサイクリンに耐性であり、パルスフィールドゲル電気泳動特性は、ヒトの株もチキンの株も判別不能である。
 当該鶏肉製品は、7月28日・29日に市場から回収するとともに、マスコミを通じて国民に摂取しないよう呼びかけを行った。また、地元の保健衛生当局が当該製品の生産工場を立ち入り検査し、現在結果待ちとなっている。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) -
情報源(報道) Eurosurveillance
URL http://www.eurosurveillance.org/ew/2005/050811.asp#1