食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01030330450 |
タイトル | スペイン、初のvCJD感染者を確認 |
資料日付 | 2005年8月5日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スペイン保健省は、国内で初のvCJD感染者が発見された旨を通知した。 患者はマドリード市の26歳の女性で、2005年7月10日に死亡した。患者にはvCJDに関する具体的なリスク要因はなかった(輸血歴も渡英歴もなし)。 症状は2004年11月から出始め、急速に痴呆が進み、MRI及び脳波検査は正常であったが、脳脊髄液から14-3-3たん白が検出された。その他の神経学的な兆候として、運動失調、構語障害、失行症及びミオクローヌスが2005年の年初から現れた。初めてMRIで異常が観察されたのは2005年4月であった。プリオンたん白遺伝子(PRPN)のコドン129における患者のメチオニンはホモであった。PRPNの変異やCJDの家族既往歴はなかった。 本症例は2005年5月、国のCJD登録部署に通知された。当初、孤発性CJDの疑い例(probable sCJD)とpossible vCJDの双方の基準に該当し、probable sCJDとして登録された。その後、脳の神経病理学検査の結果、vCJDと確定された。標本は、英国エジンバラにある欧州リファレンスラボラトリーに送られ、8月末に結果が出る予定である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | - |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ew/2005/050804.asp#1 |