食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01030170294
タイトル WHO東南アジア地域事務所「鳥インフルエンザ、WHOの非公式会議8月1~2日」
資料日付 2005年8月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  WHO東南アジア地域事務所は、8月3日付「鳥インフルエンザ、WHO鳥インフルエンザ非公式会議8月1~2日」と題するプレスリリースを発表した。その概略は以下のとおり。
 2005年8月1日~2日、WHO東南アジア地域事務所は鳥インフルエンザに関する非公式会議をバンコクで開催し、鳥インフルエンザの脅威が世界流行へと進みつつある状況をレビューし、抗ウイルス剤及びワクチンの使用及びその入手可能性の問題を取り扱った。カンボジア、インドネシア、ミャンマー、タイ及びベトナムから11人がこの会議に参集した。WHOの本部・東南アジア地域事務所・西太平洋地域事務所、ミャンマーおよびタイの地方事務所からのWHO職員も参加した。
 Samlee Plianbangchang WHO東南アジア地域事務所長は、「鳥インフルエンザのアウトブレイクはアジア数カ国に大きな経済的損失を与えてきた。将来的なインフルエンザ世界流行がアジアで始まるかもしれないという懸念が高まってきている。」と述べた上で、世界流行株に対する抗ウイルス剤は重要な防御の手立てではあるものの、その入手可能性には限界があるため、戦略を立てた活用が求められるとした。有効なワクチンの開発及びそのワクチンの時宜にかなった配布を確実なものとすることはインフルエンザの世界流行を効果的に阻止するのに重要であるとも加えた。
 WHOは、アジア及び太平洋地域でのインフルエンザワクチンの生産能力の現状評価を求めてきた。また、技術譲渡を含め国際間での協力及び公-私間の協力を通して生産拡大の可能性の模索を求めてきた。各国は、世界流行インフルエンザのワクチン需要と入手可能性の現状との間の溝を埋める取り組みを明確にすべきであると示した。
 会議では包括的な世界流行対策国家行動計画(National Pandemic Preparedness Action Plans)の先見的立案も強く求めた。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) WHO
URL http://w3.whosea.org/EN/Section10/Section1027/Section2025.htm