食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01030090305
タイトル EU、ドイツにおける動物・動物製品の残留・汚染物質規制評価に関する視察団報告書を公表
資料日付 2005年8月3日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EU食品獣医事務局は2005年2月~3月、ドイツにおける動物及び動物製品の残留物質・汚染物質の規制状況を評価するため視察団を派遣し、このほど報告書を公表した。動物用医薬品及び飼料添加物の流通・使用に関する評価も併せて実施された。報告書の概要は以下のとおり。
 前回の視察(2001年)以降、全般的に改善がなされている。特にEU法を国のレベルで完全実施すること、動物用医薬品等の流通管理を効率化すること、農場での薬剤配合を撤廃することなどにおいて改善がみられた。しかし、以下のような不備も依然残っている。
 検証結果が不完全で矛盾しているなど、分析業務に不備があり、また、分析手法が目的にかなっていない。これでは、不適合事案が発生しても、効果的な法的措置が執れない可能性がある。ステロイドなどの物質を判定するために国が設定した最低基準値が高すぎるため、事実上不正使用が摘発できない。また州レベルでは、州により地方に対する監督の程度が異なるため、整合性のある検体採取ができない可能性がある。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) EU
URL http://europa.eu.int/comm/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=7510/2005