食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01020420216
タイトル ニュージーランドの食品安全意識調査結果報告書
資料日付 2005年7月27日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)は、今年5月に外部の調査機関に委託して実施した消費者の食品安全に関する意識調査の結果を公表した。この調査結果は、全国の18歳以上の住民750人を対象に行った無作為の電話インタービューによるもので、2003年に次いで2回目の調査である。主な調査結果の概要は下のとおり。
1.回答者の大多数は、食品安全問題について関心を持っていると回答した。女性の方が男性より関心が高い。
2.回答者の46%が国内で生産、加工、販売される食品に対し何らかの懸念を持っていることが判明した。しかし、56%は、食品安全基準が改善していると答えている。
3.回答者の10人に2人は、過去2年間に食中毒の経験があり、家の外で購入した食品が原因であったとしている。しかし、実際に報告した人は、食中毒経験者10人の中で3人のみとなっている。
4.心配な食品としては、鶏肉(83%)、貝類(78%)、パイのような加熱オーブンで陳列されている食品(76%)などを挙げている。
5.食品安全上心配な場所としては、ブッフェやバイキング形式(58%)、移動式販売店(57%)、アジアやエスニック料理店(53%)などと回答している。
6.最も不安を感じている問題は、サルモネラ(80%)で、次いでリステリア(64%)、殺虫剤の使用(63%)、肉の中の抗生物質(62%)の順となっている。
 調査結果の全文は、以下のURLに掲載されている。
(http://www.nzfsa.govt.nz/science-technology/research-projects/umr-research/nzfsa-quantitativestudy-may05-2.pdf)
地域 大洋州
国・地方 ニュージーランド
情報源(公的機関) ニュージーランド食品安全機関(NZFSA)
情報源(報道) NZFSA
URL http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2005-07-27DFRUMRsurvey.htm