食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01020180294 |
タイトル | WHO「鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-26」及び「確認済みヒト感染症例累積数」 |
資料日付 | 2005年8月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは2005年7月29日付「鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-26」及び7月27日付「WHOが報告を受けた確認済み鳥インフルエンザA/(H5N1)ヒト感染症例の累積数」一覧表を公表した。 インドネシアのBanten州のTangerang地区出身の8歳の女児から採取した血清を研究所で分析したところ、この女児はおそらく鳥インフルエンザA/H5であろうという結果が得られた。 この女児は7月21日付でインドネシア初の確認症例として報告した38歳男性の娘である。1歳の女児の研究所検査結果はまだ得られていない。確認済み症例から単離し、PCR増幅を施したウイルス株の遺伝子型を求めたところ、インドネシアのジャワ島の家きん類から採取されたH5N1株と高い相同性を示していた。遺伝子の再構築(reassortment)の証拠はなかった。 この家族内クラスターに関して、更なる疫学面及び環境面からの研究が現在実施されている。インドネシア農業大臣は、「研究所はこの家族の家の道路向かいの鳥かごに鳥インフルエンザウイルスH5に感染した鳥の糞便を検出した。この鳥かごの愛玩用鳥の排泄腔及び咽頭から綿棒で採取した試料はH5陰性であった。」と語った。鳥の糞便が今のところ暴露感染源として唯一可能性があるものである。これ以外の環境試料は陰性であった。 保健省は接触のあった300人を超える人物を継続して観察している。今のところ、接触を持った人物では誰も症状を呈してはいない。感染地域及び国内全てでサーベイランスを強化している。44ヶ所のリファレンス病院を確定し、感染の可能性の有る症例を受け入れる準備を行っている。 政府は、保健省及び農業省を含む政府関係部署間の協力を強化し、WHOと密接に協力して状況を観察していくことになる。 また、ヒトへの感染症例の累計数が更新されている。一覧表は以下のURLより入手可能。 (http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2005_07_27/en/index.html) |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.who.int/csr/don/2005_07_29c/en/index.html |