食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01020050108
タイトル 米国環境保護庁(EPA)は農薬シマジン(simazine)のリスク評価書を意見公募のため官報に公示
資料日付 2005年7月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  シマジンは既に一定の作物に対する使用が認められている。今回の評価の目的は1996年に改正された食品品質保護法に基づき殺虫剤・殺菌剤・殺鼠剤法に定められた最新の基準に適合しているかどうかを確認するものである。
 評価書の概要(構成)は以下のとおり。
1.物質の概要
(1)シマジンは浸透性の除草剤で土壌に使用され、葉、根から吸収され光合成を阻害する。塩素化トリアジン系農薬でアトラジンやプロパジンがある。
(2)使用方法/使用場所
(3)使用率:最大使用量は農業用で1-9.6 lbs ai/A(エーカー当たり有効成分ポンド);非農作物地では40 lbs ai/A、ターフ用芝では4 lbs ai/A。
(4)年間使用量:5-7百万ポンドが農作物、非農業使用が1.2百万ポンド。主にとうもろこし、アーモンド、グレープフルーツ、オレンジ、くるみ等の栽培に使用。
2.リスク評価の項目
(1)ヒトの健康危害リスク(食品、飲料水、住環境等)、(2)生態系のリスク評価試験
3.リスク評価の結果
(1)食品:予測急性リスク(女性13-49才)=aPAD(急性母集団調整用量)0%
予測慢性リスク=cRfD(慢性参照用量)0%
(2)飲料水:①モニタリングデータによる:急性飲料水比較レベル(DWLOC)(女性13-49才)の最大水中濃度との比較=3000ppb
慢性DWLOC90日及び年間平均濃度との比較:幼児/子供(children)=12 ppb、乳児= 23 ppb、子供(kids)= 53 ppb、女性= 60 ppb、全体= 68 ppb
②モデルによる:急性DWLOC(女性13-49才)の最大水中濃度との比較=9000ppb
慢性DWLOC90日及び年間平均濃度との比較:幼児/子供(children)=36 ppb、乳児= 69 ppb、子供(kids)= 159 ppb、女性= 180 ppb、全体= 204 ppb
 リスク評価書の概観(PDFファイル24ページ)は完全版報告書や他の関連情報とともに以下のURLから入手可能。
(http://docket.epa.gov/edkpub/do/EDKStaffCollectionDetailView?objectId=0b0007d4807f399c)
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/環境保護庁(EPA)
情報源(報道) EPA
URL http://www.epa.gov/oppfead1/cb/csb_page/updates/simazine-ra.htm